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みのぶ
みのぶ
[[Minobu]]
[[Minobu]] [[明暦野田本「身のぶ」]]
== 概要 ==
== 概要 ==
  日蓮上人(ワキ)は甲斐国(山梨県)身延山で法華経を読誦している。そこへ山のふもとに住む一人の女(シテ)が聴聞しにやって来る。女は上人の読経があるごとに欠かさずやって来るのである。不思議に思った上人は、女に素性を尋ねる。女はすでにこの世に亡き者であることを語り、法華経の教えに触れ成仏したい由を上人に述べる。上人が女のために読経すると、女は感謝し、舞を舞う。女は法華経により成仏できたありがたさを述べ、消え失せる。
  日蓮上人(ワキ)は甲斐国(山梨県)身延山で法華経を読誦している。そこへ山のふもとに住む一人の女(シテ)が聴聞しにやって来る。女は上人の読経があるごとに欠かさずやって来るのである。不思議に思った上人は、女に素性を尋ねる。女はすでにこの世に亡き者であることを語り、法華経の教えに触れ成仏したい由を上人に述べる。上人が女のために読経すると、女は感謝し、舞を舞う。女は法華経により成仏できたありがたさを述べ、消え失せる。

2024年11月26日 (火) 08:56時点における最新版

みのぶ Minobu 明暦野田本「身のぶ」

1 概要

日蓮上人(ワキ)は甲斐国(山梨県)身延山で法華経を読誦している。そこへ山のふもとに住む一人の女(シテ)が聴聞しにやって来る。女は上人の読経があるごとに欠かさずやって来るのである。不思議に思った上人は、女に素性を尋ねる。女はすでにこの世に亡き者であることを語り、法華経の教えに触れ成仏したい由を上人に述べる。上人が女のために読経すると、女は感謝し、舞を舞う。女は法華経により成仏できたありがたさを述べ、消え失せる。

2 現在の上演流派

観世