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官人（アイ）が、王が夕涼みをするために神泉苑（しんせんえん）（天皇の遊覧用庭園）へ行くことを告げる。王（ツレ）は、大臣（ワキツレ）・従臣たち（ワキツレ）・輿舁（こしかき）たち（ワキツレ）・蔵人（くろうど）（ワキ）を連れて神泉苑に到着する。王が鷺（シテ）を生け捕れと命じる。蔵人は、鷺に「勅定（ちょくじょう）（王の命令）である」と言うと、一度は逃げた鷺が戻って来て、自ら捕らえられる。蔵人は、鷺とともに、王から五位（ごい）の位（宮中の位階の一つ。昇殿を許される最下位）を授けられる。喜んだ鷺が舞を舞うと、空へと飛び去る。 | 官人（アイ）が、王が夕涼みをするために神泉苑（しんせんえん）（天皇の遊覧用庭園）へ行くことを告げる。王（ツレ）は、大臣（ワキツレ）・従臣たち（ワキツレ）・輿舁（こしかき）たち（ワキツレ）・蔵人（くろうど）（ワキ）を連れて神泉苑に到着する。王が鷺（シテ）を生け捕れと命じる。蔵人は、鷺に「勅定（ちょくじょう）（王の命令）である」と言うと、一度は逃げた鷺が戻って来て、自ら捕らえられる。蔵人は、鷺とともに、王から五位（ごい）の位（宮中の位階の一つ。昇殿を許される最下位）を授けられる。喜んだ鷺が舞を舞うと、空へと飛び去る。 | ||
2024年11月13日 (水) 12:03時点における最新版
1 概要
官人（アイ）が、王が夕涼みをするために神泉苑（しんせんえん）（天皇の遊覧用庭園）へ行くことを告げる。王（ツレ）は、大臣（ワキツレ）・従臣たち（ワキツレ）・輿舁（こしかき）たち（ワキツレ）・蔵人（くろうど）（ワキ）を連れて神泉苑に到着する。王が鷺（シテ）を生け捕れと命じる。蔵人は、鷺に「勅定（ちょくじょう）（王の命令）である」と言うと、一度は逃げた鷺が戻って来て、自ら捕らえられる。蔵人は、鷺とともに、王から五位（ごい）の位（宮中の位階の一つ。昇殿を許される最下位）を授けられる。喜んだ鷺が舞を舞うと、空へと飛び去る。
2 上演記録
| 上演年月日 | 西暦 | 記録名 | 曲名表記 |
|---|---|---|---|
| 天正14年2月7日 | 1586年 | 丹後細川能番組 | 鷺 |
| 天正14年2月12日 | 1586年 | 丹後細川能番組 | 鷺 |
3 現在の上演流派
五流